2018年07月14日

覆面企画8 Eブロック(自ブロック)一言感想

覆面企画8

自ブロックEの一言感想と、適当な作者推測などを述べます。
ツイッターでつぶやいた感想もどきに、あれこれ加筆したもの。無礼をお許しください。まだお祭り気分でいます。


E01「銀の御手のサジタリウス」
がっつり作りこまれたハイファンタジーでした。作品全体に銀色がキラキラと光っているのを感じます。
これは幼馴染萌え物件! ああ、いいなあ、この二人。信じ合っているのがわかる。
いろいろ苦労はありそうだけど、二人はきっと幸せになれると思います。
ひとつだけわからなかった点。彼が手を下したのは祖母……ですよね?
>それも、自らの祖父に対して。
という文章が後で出てきて、少々混乱しました。私の読み取り力不足ならすみません。誤字?
推理としては、当たりました^^
作った情報をカッコに入れるなどの特徴がどこからどうみてもウルさんでした。
白い馬が出てきたので、これを書いたのは、あのお馬の人だ! と最初は思ったのですが、その方は参加しておられませんでした(笑)。
(お馬がでてきたら○○さん、という一般説が過去にあったの……)


E02「五月の庭、蕾の君は目を閉じたまま」
これは題名萌えですよ!
あとがきにも書きましたけど、本当に穏やかな気持ちになれるような素敵な題名で。内容ももちろん、題名どおりのやさしい作品で。
お庭に流れる静かな時。きっとそれが僕にとっては最高の時間なんでしょうね。
「僕」が思ったより大きなお子さんで驚き、さらにどうやら女性として描かれていたらしい、という作者さんの言葉をみて、さらに驚き。
えっ……あきらちゃんって女性だったの……。
ごめんなさい、全然わかりませんでした。もっとしっかり読み込むべきでしたね。
「僕」と言うなら、私の中ではそれは男性です。男兄弟がいっぱいいる女の子がそういう言葉を使う場合はあると思いますが……。
この作品のファーストインプレッションになぜか私が二票も入っていました。これは自分でも意外でした。こういうしっとりした作品が書けると思ってもらえるなんて光栄です。


E03「機械細工職人と機械義手」
義手職人と、彼に弟子入りした女の子。
長い時を共に過ごし、そして迎える彼の最期の日。二人の平行線のような関係、もどかしい日々は、書かれていないけれど、想像できて、せつなく、さみしい気持ちになりました。
これ、最初に読むなり、天崎さんだ! と思ったんですよ。機械義手を扱う設定の中に人情が入っている感じが天崎さんっぽくて。もしもこれが天崎さんじゃないなら、E06のミゾレが天崎さんだろうなあって。
天崎さんの作品は過去にもいくつか拝読しております。空想科学祭の作品だけでなく、以前天崎さんが出ていた某覆面企画の感想人として私も参加していましたし。あの時の推理はいい加減で、はずしちゃったんですけどね。
今回は当たっていてうれしく思いました。やっぱり天崎さんだった。
長編にして連載を始められたようですね。完結したら読みに伺うつもりです。


E04「飲み干す残滓」
ちょっとうわっと思う題名で、身構えて読みました(笑)
ええ? 禁断の兄弟愛! で、このエロ味を感じさせる題名。インパクト大でした。
そりゃだめだよ、と思いながら読んで、終わってしまうと、これで終わりなんてー! と続きを求めてしまう自分がいて。
絶対に賛同できない内容なのに、しっかり心をつかまれていました。
そこは作者真北さんの筆のすばらしいところだと思います。
まず読んで感じたのは、エタニティ丸出し感。エロいお話あるあるが結構入っているなあって。
なので、アルファさんから本を出した森崎さんが私の印象の中では最有力候補でした。
……やっぱりみなさんのおっしゃるとおり、真北さんが作者さんでしたね……。


E05「キズアト」
学園ものの、友情あれこれのお話かと思ったら、お話は思わぬ方向へ。
世界観もちゃんとわかるがっつりSFでした。
リボンをほどくシーンにどきどき。妙にエロさを感じ、先生とそういう関係になったのかって。
……でも、大人が妄想するようなふれあいはなかったみたいで(笑)
空白「  」が意味深。それは読者が好きな言葉を入れていいということだと私は解釈しました。
「貴女に僕の知るすべてをあげましょう」みたいなセリフを脳内でつぶやいていました。
まさかこの作者が森崎さんとは。
印象だけなら、神儺さんか、GBさんあたりじゃないかと思っていました。
森崎さん、逃げ切りおめでとうございます! そして、探偵でもこのブロックを全部当てたのはおひとりだけ。
すばらしいです。心から惜しみなく拍手を捧げます。8888888


E06「幕張でバーチャルアイドルミゾレと握手」
見るからにコメディっぽい題名に心躍らせ拝読。
年配のおじさんがバーチャルアイドルにはまり込んでいるさまが感じられて、応援しながら読んでいました。
年齢なんか関係ない、好きなものは好き! 主人公澤良木のそんな気持ちにすっかり引き込まれ、作家推理なんかどこかへ飛んで行ってしまいましたよ。
この作品、とても面白かったです。アイドルを追いかけるおじさんの熱気が伝わってきて。
このE06の作者が私だと思った方が何人もいらっしゃいました。
この作品があったから、私は全弾命中を避けられて助かったのです。だもさん、ありがとうございます!
私、最後までこの作品の作者が誰なのか決めかねていました。
ここを当てるかどうかで、このブロック全員が捕まるかどうかの分かれ目だと思っていました。
長江視点のスピンオフ作品も、先ほど拝読しました。
仕事と趣味をしっかり分けられる男に見られたい長江と、完全に趣味にのめりこんでいる澤良木との対比がなんともリアルで、そちらも楽しませていただきました。


E07「楽園の手」
どんな世界かわかるにつれ、ゾクッときました。
手が……手がいっぱい! なんともエグイ情景のなかでたくましく生きていく主人公。
淡々とした中に、孤独と悲哀を感じました。
絵にするとなかなかエグイお話だと思ったんですけど、実際にこの世界で生きているならそれが普通であり、エグクもなんともないのかも。
神儺さんの絵を拝見したら、手の形をした野菜を今日もいっぱり収穫しましたぁー、みたいな明るさで、なんかほっこり。
手がいっぱい、ということから私が連想した作者さんは、だもさん。
だもさんは前回の多眼のイメージが強くって、これしかないと思ったんですけどねえ……GBさんでしたか。


E08「それは手記にも似た」
読み始めは、「私」の正体は、宇宙をさまようボイジャーかなにかだと思いました。
うまく引っ張られて興味をそそられ、そして、あの結末。さみしい……どうしようもなくて。
彼女は彼を強く愛していたんですよねえ……
この世界感、「私」が動けない中で何かを追い求めている感じ、この息苦しさ。必死でもがく様子から、第一印象で彪峰さんじゃないかなあと。
前回提出作の「セイシする闇の中で」と似ている気がして。
彪峰さんでないなら、恋愛を得意としている方のようだと思いました。他の候補は、森崎さん、だもさん、真北さん。
彪峰さんが正解でした^^


E09「夜の谷で」
素敵なファンタジーでした。冒頭の意味がわかると、下を向きたくなるような気持ちになりました。
ベダク以外はみんな死んじゃった……ってことでいいんですよね? 
その死に方のすべてが描かれていなくても、なんとなく想像できてしまう。
これ、長編で読みたいです。
短編作品として完成していない、という意味ではなくて、ベダクを主人公にした彼らの冒険のすべてが知りたいのです。
きっと泣いてしまうだろうけど。
この作品の作者さん候補は、ファンタジー慣れしていることから、GBさん、神儺さん、青柳さんでした。

E10「夢の異世界ダンジョンへGO!」
私の作品。E09のしんみりしたのの後にこれって(泣)


自ブロックE。
いや、すごい場所でしたよ、ここは。文章のレベルが高し!
私は悲鳴をたくさん上げました。

ブロック発表時に、ぎゃー!

プロデビュー済みの、ファンタジーの大御所、GBさんと青柳さんに、大人気恋愛作家の森崎さんまでご一緒しとる!
しかも、その他の方はセミプロのような方ばかり。
こんな面子とご一緒では、文章が下手な作品を探せば、私は内容云々の前に、すぐに見つかってしまうじゃないか。
しかも、このブロック内には、コメディ屋だとはっきりわかる人がいなくて、ぎゃー! 
これじゃあ即日ばればれだぁ。コメディ作戦失敗か……トホホ……。
……と嘆いていたわけですが、結果は、半数以上がだまされて驚き。

さらに、私の作品がしんがり! ぎゃー!
順に読んでいけば、最後に読まれる。
感想はすぐに流れてこず、ゆったり構えていられたけども、最後にこれを読んだ人々の予想通りの反応に苦笑い。
いやいや、もう、なんかすみませんねえ。
せっかくのずっしりした雰囲気がぶち壊しになったことは私も認めます!

ついに楽しい企画が終わってしまいましたね。
楽しかったです。他にそれ以上の言葉が見つかりません。浮かれまくった毎日でした。
またいつか、どこかでお会いしましょう。
かかわったみなさま、ありがとうございました。
posted by 菜宮 雪 at 18:40| Comment(0) | 覆面小説企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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